6月8日(土)大阪の舞洲にて、知的バスケの近畿大会へ神戸市代表チームとして、競技性のグループの子達が出場してまいりました!
1試合目は、VS京都府。結果は92-30で勝利✨
2試合目は、VS大阪市。結果は142-22で完敗。
1日に2試合、メンバーが6人と言う中で、みんなかなり頑張りました!!2試合目、両足を攣る子が3名、体調不良の子が1名出てしまい、後半から4対5で試合を続行する形になりました。そんな状況の中でも、試合を棄権したくないと最後まで全員で戦い抜きました。
去年の試合後から、1年後の試合に向けて基礎練習の見直しなど主担コーチが練習メニューを組み練習に打ち込んで来ましたが、私が目を付けたのは、チーム力でした。
1年に1度の試合、毎週の練習の様子を見る中で、私から見ると、チームはバラバラ。チームの中でもできる子達数人でゲームを作ろうとしていたり、「あいつは言っても分からないから。」なんて言葉が飛び交うのも、とても気になっていました。理解力が個々で幅があり、全員が同じレベルで話しをするが難しいと言う状況を理解力がある子達は分かっているんです。分かっているから、諦めてしまうんです。
純粋にバスケが大好きな子が集まってるのに、こんな残念な状況はもったいない💧そう感じたので、普段の練習で、どんなチーム分けになっても、楽しいって作っていける!をまず私がやろう!と個人目標に決め取り組む事にしました。まずは、理解力の低い子に積極的に話をするようにしました。話す時は専門用語はなるべく使わず、簡潔に分かりやすく伝える。実際の場面の再現して、動きの修正をかけてみる。スキル練習の場面でも同じように、主担コーチの説明を噛み砕いて伝え、実際に体を使って、体に動きを落とし込む。ゲームの中で、オフェンスで1つ、ディフェンスで1つ、頑張って欲しい事を決める。そんな風に関わり方を変えた事で、私自身が、どんなメンバー分けになっても、できる!楽しいって作れる!!ができるようになり楽しくなってくると、理解力のある子の中に気づく子が出てきました。気づかなくても、今までワンマンでプレーしていた子が、ゲーム中に目が合うようになり合わせのプレーができる様になってきたりと変化がありました。
年が明けてからは、変化のあった理解力のある子達に個々にアプローチをしました。チームで戦う事。楽しいは誰とでも自分が作ろうと思えば作れる事。理解力の差をクリアにする為の工夫など話し、理解力の低い子には、繰り返しアプローチしながらできた事を褒める!とにかく褒める!そうすると、ゲームの中で、個々の良さを繋ぎ合わせたナイスプレーが増え、自然とチーム中でハイタッチしていたり、前向きな声かけが出来るようになっていました。
そうして迎えた今年の近畿大会。結果2試合目で敗退してしまいましたが、去年の試合より内容は、はるかに良かったと思います✨チームになってました。選手のみんなは、多分気づいてないかもしれないんですが、自然と全員で会話してるんです。「あいつは言っても分からんから。」が自然となくなってた。理解力に合わせて伝え方変えてたり、声かけし合ってた。本当に自然とそうなれてたのを、近くで見れたのがとても嬉しかったです。
課題は色々とありますが、私は引き続きチーム力を上げる。チームを作る。の強化を目指して、ここから1年、来年の近畿大会に向けて再スタートします。
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